不気味でありながらもどこか愛くるしいシルエットを持つ『うろんな客』は、エドワード・ゴーリー作品のアイコン的存在として、現在も多彩な展開を見せています。
公式グッズの中でも特に高い人気を誇るのがぬいぐるみです。細長い鼻やボーダー柄のマフラー、足元のスニーカーまで忠実に再現されたぬいぐるみは、ミュージアムショップや公式通販で入荷のたびに完売を繰り返すほどの支持を集めています。トートバッグやピンバッジ、マグカップなどの雑貨も、大人のインテリアに馴染むシックなデザインが特徴です。
また、日本国内の美術館を巡回して大きな反響を呼んだ「エドワード・ゴーリー展」などの企画展でも、本作の原画は常に展示のハイライトとなってきました。『不幸な子供』や『おぞましい二人』といったトラウマ級の残酷絵本と比較すると、『うろんな客』は誰も死なず、ナンセンスな可笑しみが際立っているため、ゴーリー入門の決定版としても広く親しまれています。