この新しいブームの底流には、日本が世界に誇る名作たちの力強さがある。尾田栄一郎が描く大航海ロマン『ONE PIECE』や、吾峠呼世晴による歴史的ヒット作『鬼滅の刃』をはじめとするメガヒット作は、一度開き始めれば朝までページをめくる手が止まらなくなる圧倒的な引力を持つ。
株式会社集英社をはじめとする大手出版社にとっても、こうした宿は自社のコンテンツ資産を読者に再発見してもらう貴重なリアルな接点だ。これまで交わることが少なかった出版業界と観光・宿泊業が手を取り合うことで、カルチャー体験の新たな価値が創出されている。