現在、外来診療の仕組みはかつてない転換点を迎えている。初診・再診を問わず、原則として「完全予約制」および「かかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)」を前提とした運用が一段と徹底された。紹介状を持たずに受診した場合、通常の診療費とは別に国が定めた選定療養費が徴収される。受診のハードルを意図的に設けることで、重症患者の治療にリソースを集中させる狙いだ。
混雑を回避してスムーズに受診するための鉄則は極めて明確である。月曜日の午前中や連休明けは依然として電話窓口も外来も集中しやすい。初診予約を取る際は、近隣のクリニックで紹介状を取得した上で、クリニック側の医療連携窓口から直接予約枠を確保してもらうのが最も確実だ。個人で電話をかける手間が省けるだけでなく、優先的な枠組みで案内されるケースが多い。
再診患者の滞在時間を大幅に削る裏ワザもある。午前11時以降の後期予約枠を指定することだ。朝一番の混雑の波が引き、採血やレントゲン検査の待ち行列が短縮される。さらに、自動精算機とクレジットカード決済をフル活用すれば、診察終了後の会計待ち時間はわずか数分に抑えられる。