キャンパスのデジタル化も次のフェーズに入った。最先端の通信環境が整備された教室では、対面講義とオンライン、さらにはメタバース空間を融合させたハイブリッド型の授業が当たり前のように行われている。
しかし、デジタル化が進めば進むほど、皮肉にも「リアルに集まる場所」の価値が高まる。大隅キャンパス内の図書館やラーニング・コモンズは、単に静かに勉強する場所ではない。活発な議論が飛び交い、壁一面のホワイトボードにアイデアが書き殴られる、いわば「知の梁山泊」だ。静寂と熱狂が同居するこの空間が、学生たちの知的好奇心を刺激し続けている。