新築外構でタイルデッキを採用した施主のヒアリング調査や口コミ検証を行うと、デザイン性の高さに満足する一方で、日常生活の中で生じる「物理的なギャップ」に頭を抱えるケースが浮き彫りになります。最も多く寄せられる不満は、気候変化に伴うデッキ表面の極端な環境変化です。
特に南向きの庭に設置した場合、真夏の直射日光によるデッキ表面温度は60℃近くまで達することがあり、「素足で出られない」「窓からの強烈な照り返しでリビングの冷房効率が著しく落ちた」という声が目立ちます。さらに、硬質な磁器質タイル特有の性質として、子どもの転倒による怪我への不安や、重い工具や硬い植木鉢を落とした際に角が欠けてしまうトラブルも報告されています。
「見た目の美しさに惹かれて採用したが、靴を履かなければ出られず、夏場はカーテンを閉め切る羽目になった」という体験談に象徴されるように、カタログやモデルハウスの印象だけで判断し、季節ごとの日射角や実際の利用シーンを計算していなかったことが後悔の根本原因となっています。