日本全国でブームが続く車中泊(バンライフ)においても、無印の存在感は圧倒的だ。限られた車載スペースを有効活用する鍵は、徹底したミニマリズムにある。木工DIYで重厚な棚を作り込む代わりに、無印のスタッキングシェルフや収納ボックスをモジュールとして組み合わせる手法が、玄人キャンパーの間で定着している。
最大の利点は、車内レイアウトの可変性だ。平日は通勤や買い物仕様として荷室をフラットに戻し、金曜の夜にはボックスを積み込むだけで即座にベッドルーム兼モバイルオフィスが完成する。軽量で持ち出しが容易なため、万が一の災害時にも「防災シェルター」として車内物資をスムーズに運用できる強みがある。