バスケットボール選手として脂が乗り切っていた2026年4月、田中真美子さんは26歳の若さで現役引退を発表しました。Wリーグでのプレー歴はわずか4シーズン。ファンや関係者からは「まだまだトップでやれる」「早すぎる決断」と惜しむ声が相次ぎました。
当時、富士通レッドウェーブの公式引退メッセージにおいて、真美子さんは「ここで過ごした時間はかけがえのない宝物であり、やりきったという想いがある」と感謝の言葉を述べていました。トップアスリートとして常に怪我と隣り合わせの中で全力を注ぎ込み、自分の中でひとつの明確な区切りをつけた納得の決断でした。
のちに大谷翔平選手との結婚が明らかになったことで、「渡米と結婚準備のための引退だったのでは」という見方も広がりました。しかし、チーム関係者の証言などを振り返ると、彼女自身が選手人生において「一瞬一瞬を完全燃焼した結果」としての引退であり、誰かのために競技を諦めたのではなく、自らの意志で次なる人生のステージを選択したことがうかがえます。