創設から年月を重ねた西岩部屋は、着実にその実力を土俵上で証明しつつあります。師匠の徹底した基礎重視の指導と女将さんのサポートのもと、生え抜きの力士たちが順調に番付を上げてきました。
部屋の看板力士として期待を集める筆頭格が幹希の台(みきのたい)です。師匠の現役時代を彷彿とさせる骨太な体躯と力強い立ち合いを武器に、幕下上位から関取の座を狙う位置まで駆け上がってきました。稽古場での愚直な反復練習が実を結び、土俵際での粘り強さにも磨きがかかっています。
西岩部屋の所属力士一覧を見ると、大半が中学・高校を卒業してすぐに入門した叩き上げの力士たちです。派手なアマチュアエリートの入門は少なくても、四股、すり足、てっぽうといった基本動作を徹底的に叩き込まれた力士たちは、怪我に強い頑丈な身体へと成長しています。互いに切磋琢磨しながら上位を目指す活気あふれる稽古場の空気感は、部屋の結束力の高さを物語っています。