あの日から15年の節目を迎えた2026年の現在も、被災地に心を寄せ続ける著名人たちの支援の輪は途切れることなく続いています。震災当初の緊急物資支援から、心のケア、そして産業振興や震災の記憶の風化防止へとその役割を進化させています。
宮城県仙台市出身でフィギュアスケート五輪2連覇を果たした羽生結弦さんは、自らも仙台のリンクで練習中に被災し、避難所生活を経験した当事者です。自叙伝の印税やアイスショーの収益などを通じ、総額数億円にのぼる寄付を地元アイスリンクや被災自治体に行い続けており、演技を通じて希望を届ける姿勢は世界中から称賛を集めています。
また、俳優の渡辺謙さんは気仙沼市に被災者が集えるカフェ「K-port」をオープンさせ、現在も定期的に現地を訪れて住民との対話を重ねています。毎年3月11日になると、多くの芸能人がSNSやメディアを通じて発信する追悼メッセージには、「被災地を忘れない」「教訓を未来へ繋ぐ」という強い誓いが込められています。