薬丸裕英のキャリアの原点を辿ると、当時のジャニーズ事務所が送り出した学園ドラマ『2年B組仙八先生』に行き着く。この作品で共演した本木雅弘、布川敏和とともに結成されたのがシブがき隊だった。個性あふれる3人の絶妙なキャラクター配置と、弾けるような若さは瞬く間に大衆の心を掴んだ。
1982年、デビュー曲「NAINAI 16」がリリースされるやいなや、チャートを駆け上がり旋風を巻き起こす。それまでのアイドル像を打ち破るどこかコミカルでエネルギッシュな楽曲スタイルは、80年代男性アイドルの新たな潮流を決定づけた。疾走感あふれる楽曲と強烈なインパクトを残すフレーズは、全国の若者たちを熱狂の渦に巻き込んだのだ。