一方、騒動のもう一人の当事者である阿部力は、全く異なるセカンドキャリアを切り開いていた。俳優としての仕事が日本国内で完全にゼロになった後、彼が辿り着いたのは「食」の世界だった。
彼は現在、自身のルーツでもある中国の食文化を背景に、餃子店「阿部餃子」の経営に心血を注いでいる。かつての美男子俳優が、厨房で汗を流し、自ら餃子を包む姿は、多くのファンやかつての視聴者に衝撃を与えた。しかし、冷やかし半分で訪れる客に対しても、彼は真摯に対応し続けているという。そこには、過去のイメージを払拭し、実業家として泥臭く生き抜く覚悟が見て取れる。