海外での認知度には、現時点でまだ開きがある。
「Sake」の名で世界中に浸透した日本酒は、欧米のファインダイニングでワインリストと並ぶ地位を確立した。和食ブームの追い風を受け、輸出額は右肩上がりを続けている。フレンチやイタリアンとのペアリングも珍しくない。
一方の「Shochu」は、ウイスキーやウォッカといった世界の巨大な蒸留酒市場に挑むニューカマーだ。これまでは「安価な大衆酒」というイメージが先行しがちだったが、近年は長期熟成させたプレミアム焼酎や、ボタニカルを加えたクラフト焼酎が海外のトップバーテンダーたちの間で注目を集めている。カクテルのベースとしてのポテンシャルは、日本酒を凌駕する可能性を秘めている。