多くの人が頼りにしている「スヌーズ機能」ですが、実は快適な目覚めを阻害する最大のトラップの一つです。5分や10分おきにアラームを鳴らし続けるスヌーズ機能のデメリットは、脳を「中途半端な覚醒」と「浅い浅睡眠」の狭間で激しく往復させ、自律神経を極度に疲弊させる点にあります。
スヌーズの間隔である5〜10分では、回復効果のある正常な睡眠サイクルに入ることは不可能です。それどころか、何度も中途覚醒を繰り返すことでストレスホルモンが過剰に分泌され、心拍数の急上昇を招きます。また、脳が「アラームが鳴ってもまだ寝ていて大丈夫だ」と誤って学習してしまい、目覚まし音に対する危機感や反応性が著しく鈍化します。
「あと5分だけ」と微睡む時間は心地よく感じられますが、医学的には疲労物質を脳内に蓄積させるだけの行為に過ぎません。アラームを小刻みに何回もセットする習慣そのものが、結果的に強烈な二度寝の衝動を生み出しているのです。