二人のコメントに重みがある最大の理由は、双方が衆議院議員のバッジをつけ、国政の最前線で権力闘争のリアルを体感してきた点にある。政策決定のプロセスや派閥力学、官僚との折衝の難しさは、教科書的な知識だけで語れるものではない。
古巣である自由民主党に対しても、二人は決して無批判な擁護に終始しない。是々非々のスタンスを貫き、身内だからこそ分かる構造的な問題点や旧態依然とした体質を容赦なく突く。その距離感の保ち方こそが、視聴者からの信頼を担保しているのだ。かつての議場を知る者だからこそ語れる「生きた政治」の解説は、既存の学者やジャーナリストの言論とは一線を画すリアリティを放つ。