本作で二人が演じるのは、全く異なる人生を歩んできたはずが、ある事件をきっかけに人生を入れ替えることになる二人の女性だ。水野が演じる冷徹なキャリア官僚と、広瀬が演じる奔放な舞台女優。対極に位置するキャラクターが、徐々に互いの領域を侵食していく過程は息をのむ展開の連続である。
特に第3話で見せた、二人が鏡を挟んで対峙するシーンは圧巻の一言だった。セリフのトーン、視線の動かし方、わずかな口元の歪みまでが完全に同調しており、視聴者からは「鳥肌が立った」「どちらが本物か分からない」といった戦慄に近い称賛が寄せられている。