生き残りをかけた大学の模索は必死だ。単独での生存を諦め、国公立大学や大手私立大学の傘下に入る動きが加速している。また、従来の文系・理系といった枠組みを取り払い、データサイエンスや地域課題解決に特化したカリキュラムへ舵を切る大学も現れた。生き残る大学と、淘汰される大学の境界線はどこにあるのか。それは、社会が求める人材を本当に育成できているかという、教育の「実質性」に他ならない。
単なる延命措置ではなく、社会的な存在価値を再定義できた大学だけが、この大淘汰時代を生き抜くことができる。逆に、従来のビジネスモデルにしがみつく大学は、市場から退場を迫られることになるだろう。