HD-2D版のリリース直後、多くのオールドファンが戸惑いを隠せなかった。それは、現代の倫理基準に合わせたキャラクターデザインの変更や、露出度の高い装備のグラフィック修正だ。この「マイルド化」に対する反発が、開発の最初期における最大の起爆剤となった。
有志の手によって、ファミコン版やスーパーファミコン版のデザインを忠実に再現するパッチが瞬く間に制作された。戦士のビキニアーマーや、女賢者のクラシックな衣装が復活。それは単なる懐古趣味ではない。かつて愛した「あの頃の空気感」を取り戻したいという、ファンの意地のようなものが透けて見える。