本作は、バンドの代表作として名高い5thアルバム『残響リファレンス』の先行シングルとして世に送り出された。当時の所属レーベルであるA-Sketchと芸能事務所アミューズの強力なバックアップを受けつつも、彼らが提示したサウンドは決してコマーシャリズムに迎合したものではなかった。
むしろ、オルタナティブ・ロックの荒々しい初期衝動をメジャーのフィールドへダイレクトに持ち込む挑戦だったと言える。アルバム全体を貫く緻密なコンセプチュアル性と、シングル曲が放つ即効性の高いエネルギー。その両輪が見事に噛み合ったことで、彼らは一気にメインストリームの覇権を握ることとなった。