ネット上のコミュニティや競馬場に足を運ぶファンの間では、「大魔神の馬」に対して極めて独特のリスペクトと信頼感が形成されています。5ちゃんねるの競馬板や知恵袋、SNS上のリアルな声を検証すると、一般的なタレント馬主に対する見方とは一線を画していることが分かります。
「普通の芸能人馬主は話題先行でオープンクラスにすら上がれない馬が多いのに、佐々木氏の馬は本当にG1を勝つから驚く」「馬券的にも、佐々木オーナーの馬はここぞという勝負仕上げで裏切らない信頼感がある」といった声が圧倒的多数を占めています。
特にファンを熱狂させたのは、ヴィルシーナの勝負根性でした。牝馬三冠レースですべてジェンティルドンナの2着に敗れ、古馬になっても惜敗が続いた時期、ネット上では「最強のシルバーコレクター」と揶揄されることもありました。しかし、陣営とオーナーが諦めずに挑み続け、ヴィクトリアマイルでG1初制覇を果たし、さらに翌年単勝11番人気の低評価を覆して連覇を成し遂げた瞬間、競馬場は地鳴りのような歓声に包まれました。
「決して諦めず、愚直に前を向いて戦い続ける」——その競走生命のあり方そのものが、クローザーとして修羅場をくぐり抜けてきた佐々木主浩という男の生き様とシンクロし、多くのファンの心を掴んで離さないのです。