数々の栄光を手にしたドナ・サマーですが、2012年5月17日、フロリダ州ネープルズの自宅にて肺がんのため63歳の若さでこの世を去りました。彼女の早すぎる死は、世界中の音楽ファンとアーティストたちに深い悲しみをもたらしました。
死の翌年である2013年には、その絶大な功績が称えられ、満を持して「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」入りを果たします。近年では、彼女の波乱に満ちた人生と音楽的功績に迫るドキュメンタリー映画の公開や、初期カタログのハイレゾ・空間オーディオでのリマスター配信が進み、若い世代のリスナーによる再評価の波が急速に広がっています。
彼女が切り拓いた「ダンスミュージックと他ジャンルの融合」というアプローチは、デュア・リパやビヨンセ、レディー・ガガといった現代のポップアイコンたちの表現手法にも深く息づいています。