かつて内閣府特命担当大臣などを歴任した際、特に脚光を浴びたのが経済安全保障推進法の制定過程であった。国家の安全保障と産業振興を両立させるという難解なテーマに対し、内閣府官僚や自民党内の部会と連日連夜にわたり協議を重ねたのは有名だ。
この歴史的な法案作成の舞台裏でも、秘書チームの知恵と交渉力が遺憾なく発揮されていた。自由民主党内部の異なる意見を調整し、関係省庁との溝を埋めるために、秘書たちが夜を徹して調整ペーパーを作成し続けたという。こうした泥臭い根回しと専門的知見の裏付けが、巨大な法案を通す原動力となった。