今の時代、SNSには加工された美しさがあふれている。誰もが同じようなフィルターを使い、同じようなメイクをする中で、阿木燿子が放っていた「生身のカッコよさ」が際立って見えるのだ。彼女の言葉には嘘がない。そして、自分の言葉に責任を持ち、自立した一人の人間として立っている。
「男ウケ」や「世間の常識」に縛られず、自分が美しいと思うものを貫く姿勢。それこそが、多様性を重んじる現代の若者たちが求めてやまないロールモデルなのかもしれない。彼女の若い頃の姿は、単なる懐古趣味ではなく、未来を生きるためのヒントとして消費されている。