長年親しまれたレギュラー番組の終了や単発特番への出演減少に伴い、彼女の姿がメディアから見られなくなったのはここ数年のことだ。芸能界の最前線からフェードアウトした背景には、年齢に伴う体力の変化と、何よりも周囲の献身的な配慮があった。
一部週刊誌等で報じられた都内の介護付き有料老人ホームへの入居について、関係者の話を総合すると、決して孤独な隠遁生活ではない。24時間体制で専門スタッフの手厚いサポートを受けられる環境に身を置き、心身の負担を減らしながら穏やかな毎日を過ごしているという。食事や日常の歩行には見守りが必要なものの、体調が急変したわけではなく、日々のバイタルチェックを受けながら無理のないペースで生活を営んでいる。
かつて個人事務所のトラブルや親族問題など波乱に満ちた時期もあったが、現在は長女をはじめとする親族や信頼のおけるごく一部の近親者が窓口となり、静かなプライベートを守り抜く体制が整えられている。かつての華やかなスタジオライトから離れ、四季の移ろいを感じながらテレビを眺めたり、スタッフと言葉を交わしたりするその横顔には、長年の激務から解放された安らぎが漂っている。