斉藤慶子が2011年、50歳という節目を目前に再婚を果たした相手。それがアメリカ出身の実業家、ハリー・A・ヒル(Harry A. Hill)氏だ。当時、すでに日本のビジネス界でその名を知らぬ者はいないほどのカリスマ経営者として君臨していた。
二人の出会いは知人を介した食事会だった。すでに互いに社会的な成功と人生経験を重ね、酸いも甘いも噛み分けた大人同士。派手な駆け引きなど不要だったという。卓越したユーモアセンスと日本文化への深い造詣を持つヒル氏の紳士的な人柄に、斉藤慶子が次第に心を許していったのは極めて自然な流れだった。互いに過去の結婚と離婚を経験していたからこそ、精神的に自立した大人の信頼関係を急速に築き上げた。
交際から結婚へと至るスピード感は、まさにトップビジネスマンの決断力そのもの。周囲の目を気にして隠縁を続けるのではなく、大人のケジメとして堂々と籍を入れた選択は、当時のメディアでも大きな祝福と驚きをもって報じられた。