役者・早乙女太一の真骨頂は、観客の息を呑ませる身のこなしにある。幼少期から父の率いる劇団で仕込まれた大衆演劇のDNAは、彼という表現者の背骨だ。一度は解散を選びながらも自ら再始動させた劇団朱雀でのパフォーマンスは、今や彼の原点にして最前線と言える。
さらに、劇団☆新感線の舞台で見せる圧巻の時代劇アクションは、演劇界でも他の追随を許さない。NHKの連続テレビ小説 カムカムエヴリバディで見せた味のある演技を含め、時代劇の枠を超えた存在感を発揮。NHKオンデマンドなどの配信を通じて、その美しく鋭い殺陣と芝居は全国のファンを魅了し続けている。