お笑い芸人としての活動と並行して、彼が打ち込んだのがパワーリフティングという極限のスポーツだった。「口先や言葉だけでは失った信用を取り戻せない」という強烈な危機感から、彼は鉄塊を持ち上げる鍛錬に没頭する。
ベンチプレスやスクワットで圧倒的な記録を叩き出し、全日本選手権での優勝や世界大会への出場を果たすまでに至った。不祥事のレッテルを貼られた男が、己の肉体一つで勝ち取った国際舞台での実績は、スポーツ界やメディアからも驚きをもって迎えられ、単なるタレントの枠を超えたアスリートとしての尊敬を集めることとなった。