一般的に、手足口病の患者の約9割は5歳以下の乳幼児が占めています。しかし、残りの約1割、つまり10%前後は大人の発症者です。「たった1割か」と侮るなかれ、この数字は「看病している親」に限定すると跳ね上がります。医療関係者の推計によると、家庭内で感染した子供と密接に接触する親がウイルスを取り込んでしまう確率は、対策を怠れば30%〜50%に達するとも言われています。
特に2026年現在流行しているコクサッキーウイルスA6型などは、感染力が非常に強く、大人への伝播力が従来株よりも高まっていると指摘されています。一度家庭内にウイルスが持ち込まれれば、実質的に「逃げ場はない」と考えた方が賢明です。