これほどの実家を持つ妻と結婚したとなれば、周囲から「逆玉の輿」「もう働かなくてもいいのでは」といった邪推の声が上がるのは世の常だ。しかし、ディーンの行動はその真逆を行く。彼は日本国内での俳優活動のみならず、音楽制作、映画監督、さらには社会貢献活動まで、休むことなく働き続けている。
彼が仕事を辞めない理由はシンプルだ。ディーン自身が「自分の力で生き抜くこと」に強いこだわりを持っているからに他ならない。若い頃にアジア各国を放浪し、自らの力でキャリアを切り拓いてきた泥臭い経験が、彼のプライドの根底にある。妻の実家の財力に甘えることなく、一人の表現者として対等であり続けること。それこそが、彼が選んだパートナーへの誠実さなのだろう。