あの日、東京ドームから放たれた熱量は画面越しであることを完全に忘れさせました。『This is 嵐 LIVE 2026.12.31』で披露された全34曲は、単なるヒット曲の羅列ではありません。嵐というグループが21年間で培った物語そのものでした。
オープニングを飾ったのは、エネルギッシュな「ワイルド アット ハート」。続けて「サクラ咲ケ」「SHOW TIME」「Party Starters」と畳みかけ、序盤から一気にボルテージを最高潮へと引き上げました。
中盤では、デビュー曲「A・RA・SHI」から「言葉より大切なもの」「GUTS!」「Love so sweet」まで、誰もが口ずさめる名曲を惜しみなく投入。さらに「Monster」や「三日月」で見せた妖艶で圧倒的なパフォーマンスは、成熟した大人としての魅力を存分に放っていました。
終盤、米津玄師が手がけた「カイト」で会場の一体感は極限に達します。そしてラストを締めくくったのは「The Music Never Ends」「感謝カンゲキ雨嵐」、そして希望を未来へ繋ぐ「Love so sweet」。計算し尽くされた曲順が、見る者の心を揺さぶり続けました。