国家機密として厳重に守られてきたプーチンの家族と娘に関する情報も、近年の制裁措置や欧米の調査報道によって輪郭が露わになってきました。
プーチン氏には、元客室乗務員だった元妻リュドミラ・プーチナさんとの間に2人の娘がいます。
- 長女:マリア・ヴォロンツォワ(1985年生) - 小児内分泌学の専門医であり、国家的な遺伝子工学・バイオテクノロジープロジェクトの幹部を務める。
- 次女:カテリーナ・チホノワ(1986年生) - 元アクロバティック・ロックンロールダンサーで、現在はモスクワ大学の科学技術イニシアチブを主導する数学・物理学者。
近年、ロシア国内の経済フォーラム等に彼女たちが公然と登壇する機会が増加しており、将来的な「プーチン王朝」の権力継承、あるいは側近グループへの権力分散における重要な結節点として機能していると見なされています。
また、プーチンの資産総額に関しては、大統領府が公開する「年収約1000万ルーブル(約1600万円)、古びたソ連製自動車と小型アパート」という質素な申告とは裏腹に、黒海沿岸に建造された時価1300億円超の超豪華宮殿「プーチン宮殿」をはじめ、側近オリガルヒ(新興財閥)名義で管理される豪華ヨット、スイスやタックスヘイブンの隠蔽口座など、総額で400億ドルから最大2000億ドル(約6兆円〜30兆円)に達する世界トップクラスの隠し資産を保有していると推計されています。