ネット上の情報や動画コンテンツでは「浮きやすいならプライマーをしっかり塗ろう」と解説されることがありますが、ここには重大な落とし穴が存在します。
誤解①:爪全体にたっぷり塗ると長持ちする
これは最も避けるべき間違いです。プライマーの塗布量が多すぎると、成分が完全に揮発しきらずに液だまりとなり、ベースジェルを弾いて逆に数日で丸ごと剥がれる原因になります。また、全面に塗ると次回オフする際、アセトンを使ってもジェルがビクともしなくなり、無理に削り落とすことで自爪をボロボロにしてしまいます。
誤解②:ピールオフベースの下にもプライマーを塗る
剥がせるベース(ピールオフジェル)の密着を良くしようとプライマーを仕込む方がいますが、これは本末転倒です。プライマーの化学結合によってピールオフの剥離機能が無効化され、無理に剥がした際に自爪の表面(背爪)がベリベリと剥がれる重大なダメージ事故に直結します。
誤解③:プライマーを塗ればサンディングは一切不要
「プライマーを塗るから下処理を省いていい」という認識も誤りです。甘皮(ルーズスキン)が残っていたり、爪表面に油分が残留している状態では、いかに優れたプライマーでも効果を発揮できません。丁寧なプレパレーションがあって初めてプライマーの威力が活きます。