生活保護の方が裕福は本当か?手取り逆転現象と隠された実態を徹底検証

生活保護の方が裕福は本当か?手取り逆転現象と隠された実態を徹底検証

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実態をより正確に把握するため、大都市圏(東京都23区)で一人暮らしをする20代〜30代の単身者をモデルに、手取りと実質可処分所得の試算データを整理しました。

項目低賃金フルタイム労働者(非正規)生活保護受給者(単身・1級地)編集部の見解・評価総収入(額面/支給総額)約180,000円(時給換算約1,150円)約133,000円(生活扶助+住宅扶助)額面段階では労働者が約4.7万円上回る社会保険料・税金の控除約▲35,000円(社保・所得税・住民税)0円(全額免除・非課税)公租公課の天引きが労働者の手取りを大きく圧迫実際の手取り現金約145,000円約133,000円手元に入る現金差はわずか約1.2万円に縮小家賃の自己負担約▲55,000円(実費全額負担)0円(住宅扶助上限内で全額充当)固定費最大の支出項目で実質差が消失医療費・公的減免差額約▲5,000円〜10,000円(3割負担・NHK等)0円(医療扶助で窓口無料+NHK免除)通院が多い場合、ここで手取りの逆転が確定する実質的な最終可処分所得約80,000円〜85,000円約78,000円〜80,000円労働時間(月160時間)の対価が数千円差に留まる

データが物語る通り、1カ月間に160時間以上の労力を費やして得られる実質的な自由資金は、保護受給世帯の生活扶助費とほぼ同水準になってしまいます。もし労働者側が慢性疾患や歯科治療などで通院頻度を増やせば、実質的な手残り額で生活保護受給者が労働者を上回る事態が構造的に発生します。

山崎 陸
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山崎 陸

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