ネット上の掲示板やSNS、知恵袋を調査すると、「広告の安いプランで話を聞きに行ったのに、数十万円の高額プランを勧められた」というカウンセリング時の勧誘に関する口コミや悪評が散見されます。
こうした声が生まれる背景には、サロン側の営業方針とユーザーの期待値のズレがあります。メンズクリアの初回カウンセリングでは、まず肌質や毛質、本人が目指す仕上がり(「少し薄くしたい」のか「完全なツルツルにしたい」のか)をヒアリングします。その結果、広告に掲載されている最安プラン(3箇所・少数回)ではユーザーの希望を満たせないと判断され、より回数の多いコースや通い放題プランを提案されるのが通例です。
サロン側の提案自体は「十分な効果を得るための専門的アドバイス」という側面もありますが、知識がないまま来店した消費者にとっては「強引なアップセル」と受け取られかねません。
心理学における「心理的バウンダリー(境界線)」を保ち、不要な提案には「本日は広告のプランのみを検討したい」「一度持ち帰って検討する」とはっきり意思表示することが、後悔しないための防衛策です。なお、強引な勧誘によって契約してしまった場合でも、特定商取引法に基づくクーリングオフ(契約書面受領から8日以内)が適用されます。