昭和から平成にかけてバラエティ番組の第一線で活躍し続けた板東英二が、なぜ決定的にメディアから締め出されることになったのか。その転落の契機は、2012年末に発覚した約7,500万円に及ぶ所得隠し・申告漏れ問題でした。
名古屋国税局の税務調査により、個人事務所「メイ・コーポレーション」が約5,000万円の所得隠しを含む巨額の申告漏れを指摘されました。世間に大きな衝撃を与えたのは、脱税行為そのものだけでなく、2013年11月に行った釈明記者会見の内容でした。板東英二は所得隠しの一部について「植毛手術の費用を経費として計上できると認識していた」などと弁明。この説明が世論の激しい不信感を買い、レギュラー番組の降板や活動休止へと一気に追い込まれました。
その後、2014年に吉本興業へ所属して再起を図り、関西ローカル番組やCBCラジオ『板東サンデー』などを中心に地道な活動を継続していました。しかし、2026年12月末をもって吉本興業とのマネジメント契約が電撃解除されます。直前の2026年夏に自宅付近での転倒による頭蓋骨骨折のアクシデントに見舞われ、ラジオ生放送での言動に不安定さが見られるなど、番組継続が困難な事態が発生していました。吉本興業側との協議の末、契約満了に伴う事実上の引退状態となったのが、彼がテレビ・ラジオから完全に姿を消した真相です。