新大久保のスイーツトレンドは、数ヶ月単位で目まぐるしく変化します。かつて一世を風靡したトゥンカロン(太っちょマカロン)やクロッフルに続き、直近ではリボンモチーフのパンやぷるぷると揺れる猫プリンがTikTokやInstagramを席巻しました。しかし、新大久保韓国スイーツトレンドの最前線は、単なるビジュアル重視から「生地の食感」と「香ばしさ」を極めた本格ペストリーへと移行しています。
現在、連日長蛇の列を作っているのが、韓国・ソウルで大流行した「クルンジ(クロワッサンを平たくプレスしてキャラメリゼした焼き菓子)」の進化系や、焼きたてのデニッシュに特製ピスタチオクリームや生塩ホイップをその場で注入するライブ型スイーツです。出来立ての温かさと冷たいクリームのコントラスト、そしてひと口かじった瞬間のASMR的なザクザク食感が、高感度なZ世代を中心に絶大な支持を集めています。
一方で、新大久保10円パン人気店の動向も見逃せません。登場当初の物珍しさは落ち着いたものの、伸びるモッツァレラチーズのクオリティ向上や、カスタード、あんバター、明太チーズといった新フレーバーの投入により、今や「失敗しない定番ストリートフード」としてのポジションを確立しています。見た目のインパクトだけでなく、ワンハンドで手軽に満足感を得られる確かな実力こそが、長期的なリピーターを生む原動力となっています。