セルフ脱毛において最も難易度が高いとされるのが、男性の濃い髭とデリケートゾーン(VIO)です。これらの部位に対してケノンがどこまで通用するのか、具体的な照射プロセスとともに解説します。
まず男性の髭に対するアプローチですが、体毛の中でも毛根が深く密度が高いため、根気強いケアが求められます。標準カートリッジでも産毛や頬の毛には早い段階で変化が出ますが、顎や鼻下の密集地帯には最大火力を発揮するストロング2カートリッジの併用が有効です。照射頻度は1週間に1回程度を目安とし、保冷剤を皮膚がしっかり冷たくなるまで押し当ててから照射するのが鉄則。毛がポロポロと抜け始めるまでにおよそ2〜3ヶ月、青髭が目立たなくなるまでには半年以上の継続が一般的な目安となります。
次にVIOラインのセルフケアです。皮膚が薄く色素沈着が起きやすい部位のため、慎重な取り扱いが欠かせません。照射前日は毛をしっかりシェービングし、初めはレベル1からテスト照射を行います。痛みを抑えつつ安全に処理するための手順は以下の通りです。
【VIO照射の基本ステップ】
1. 鏡を床に置き、照射部位が見えやすい姿勢を確保する
2. 保冷剤を照射部位に10秒以上当てて感覚を鈍らせる
3. 照射口を皮膚に垂直に隙間なく密着させて照射
4. 照射直後にも再び10秒以上冷却し、熱を逃がす
5. 粘膜部分は避け、照射後はアルコールフリーのジェル等で保湿する