この怪文書がなぜ伝説と呼ばれるのか、その神髄は綿密に構成されたキャラクターたちのセリフ回しにあります。以下が、当時投稿された後書きのノーカット全文です。
「くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタフリしたらレスが来たらテスト終わったの見切り発車で始めたのが結果としてこれだよ!
内訳は由比ヶ浜の告白を断って雪乃と付き合う八幡、それを見守る戸塚、平塚先生、そして小町って感じでした!
本当のところは八幡と雪乃のイチャイチャが書きたかっただけです!
以下、八幡達のみんなへのメッセジをどうぞ」
比企谷八幡:「まったく、お前ってやつは…まあ、お疲れさん。たまには休めよ」
由比ヶ浜結衣:「やっはろー!うp主くん、最後まで付き合ってくれてありがとね!」
雪ノ下雪乃:「ふふ、お疲れ様。でも、次はもっとちゃんとしたものを書きなさいよね」
戸塚彩加:「うp主くん、かっこよかったよ!僕、感動しちゃった!」
平塚静:「よくやったな。お前のような熱い男、私は嫌いじゃないぞ」
比企谷小町:「うp主さん、お疲れ様!小町ポイント、超メガ盛りだよっ!」
「では、応援ありがとうございました!
〇〇先生の次回作にご期待ください!」
この文章の凄まじさは、原作キャラクターの口調(「やっはろー!」「小町ポイント」など)を忠実にトレースしつつ、そのすべての矢印が「うp主(作者)」への賞賛と労いに向けられている点にあります。読んでいる側が思わず顔を覆いたくなるような感覚、いわゆる共感性羞恥(Vicarious Embarrassment)の極大値がここに凝縮されています。