名門と聞くと「高校までの経験者しか入れないのではないか」と思われがちだが、実際の部員構成は非常に多様だ。全国から集まる推薦入学者だけでなく、大学入学後に初めて馬に触れたという一般入試組の未経験者も多数活躍している。求められる最大の入部条件は、競技経験の有無ではなく「馬を愛し、真摯に向き合える強い覚悟」だ。
学業と厳しい部活動の両立も徹底されている。早朝練習を終えた部員たちはシャワーを浴びて各学部の教室へと向かい、講義が終われば再び厩舎へと戻る。決して楽な生活ではないが、共に汗を流す仲間と馬たちと過ごす時間は、何物にも代えがたい充実感をもたらす。この過酷でありながらも温かい部員生活の日常が、人としての精神的成長を大きく促している。