事件が起きたのは2026年6月29日午後7時45分頃。大分県別府市野口原の交差点でした。赤信号で停車していたバイク2台に対し、八田容疑者が運転する軽乗用車が制限速度40km/hの道路を約80km/hから100km/h近い猛スピードで、一切ブレーキを踏むことなく追突しました。
この追突により、バイクに乗っていた男子大学生(当時19歳)が死亡、もう1人の大学生が負傷しました。直前の商業施設駐車場において、八田容疑者が被害者らに対して一方的に言いがかりをつけ、その後バイクを執拗に追尾して故意に激突させたとみられています。
事件直後、八田容疑者は車を現場に乗り捨て、そのまま裸足に近い状態で逃走。現場近くのヨットハーバーや海沿いで脱ぎ捨てられたTシャツや履物が発見されたものの、警察の包囲網をかいくぐって行方をくらましました。
当初は「過失運転致死傷」および「道路交通法違反(ひき逃げ)」で指名手配されましたが、ブレーキ痕が一切ないことや直前の追尾行動から、遺族や支援者らは「これは単なる事故ではなく故意の殺人である」として、殺人罪や危険運転致死傷罪への訴因変更を求める署名活動を展開。数十万筆に及ぶ署名が検察や警察に提出され、社会的な関心は極めて高い水準を維持しています。