アオミノウミウシの本来の生息地は、太平洋・大西洋・インド洋の熱帯・亜熱帯の遠洋域です。普段は陆地から遠く離れた外洋の海面を漂っています。
しかし日本国内でも、黒潮の流れに乗って運ばれ、強い南風や台風の通過後に沿岸部へ打ち上げられるケースが報告されています。特に沖縄県のビーチでの漂着ニュースは毎年のように話題になりますが、影響は南西諸島にとどまりません。
近年は小笠原諸島や八丈島周辺のみならず、高知県、和歌山県、静岡県、さらには神奈川県の相模湾や千葉県の房総半島など、本州の太平洋側ビーチでも目撃例が確認されています。波打ち際に青いゼリー状の小さな物体が落ちていた場合、すでに息絶えているように見えても刺胞の毒針発射機能は生きています。子どもやペットが決して触れないよう注意が必要です。