世界一危険なベーリング海!カニ漁の年収と激減の真相【2026最新】

世界一危険なベーリング海!カニ漁の年収と激減の真相【2026最新】

世界一危険なベーリング海!カニ漁の年収と激減の真相【2026最新】の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

近年、ベーリング海を巡って世界的なニュースとなったのが、ズワイガニの生息数激減による大規模な禁漁措置です。2018年頃には数百億匹存在していたとされるベーリング海のズワイガニが、わずか数年で約9割も消失し、アラスカ当局はタラバガニおよびズワイガニ漁の全面停止や大幅な漁獲枠削減に踏み切りました。

当初は乱獲や密漁が疑われましたが、米海洋大気庁(NOAA)などの長期調査によって判明した真相は「前例のない海洋熱波による集団餓死」でした。

ズワイガニは水温2度以下の冷水域(コールドプール)に生息します。しかし、地球規模の気候変動に伴う海水温上昇により冷水域が急激に縮小。水温が上がったことでカニの基礎代謝が跳ね上がり、必要なカロリーが2倍近くに急増しました。狭い冷水域に密集したカニたちは極度の食糧不足に陥り、共食いや飢餓によって数十億匹規模で死滅したと結論付けられています。

2026年現在、一部海域で資源回復の兆しが見られ慎重な漁が再開されつつあるものの、往年の漁獲量には戻っておらず、依然として厳格な漁獲割当(クォータ制)が敷かれています。

阿部 裕樹
Author

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。