エンタメ報道において頻繁に陥りがちな罠が、「テレビの露出度・大衆知名度=稼ぎや立場」と短絡的に結びつけてしまう認知バイアスです。
倖田來未のような国民的ポップアイコンと、コアなファンベースを持つバンドマンが結婚した場合、世間は無意識に「女性優位のパワーバランス」を想像しがちです。しかし、現代の音楽ビジネスにおいて、裏方であるトップコンポーザーや海外フェスを主戦場とするロックバンドの収益構造は、一般的なタレント活動よりも遥かに安定的で高収益であるケースが珍しくありません。
KENJI03は自らの名前を過度に誇示することなく、作家名義を使い分けるクレバーな戦略をとっています。外野が無責任に貼る「格差婚」というレッテルを意に介さず、実利と家庭の平和を最優先するKENJI03の男気と成熟したスタンスこそが、この結婚が長続きしている最大の要因と言えます。