自宅で極上モチモチ!手打ち生パスタの作り方と黄金比率

自宅で極上モチモチ!手打ち生パスタの作り方と黄金比率

自宅で極上モチモチ!手打ち生パスタの作り方と黄金比率にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

生パスタのレシピを見る際、「全卵を使うレシピ」と「水と塩のみ(あるいはオリーブオイル)で作るレシピ」の2系統が存在することに気づきます。これは単なる好みの問題ではなく、イタリア北部の伝統(エミリア=ロマーニャ州を中心とした卵入りリッチパスタ)と、イタリア南部の伝統(プーリア州などの水だけで練るセモリナパスタ)という地域的・科学的な差異に基づいています。

卵入りの生パスタ(パスタ・アッラオヴォ)は、卵黄に含まれる脂質とレシチン(乳化剤の働き)によって生地が滑らかになり、芳醇なコクと美しい黄金色に仕上がります。さらに卵白のタンパク質が熱凝固することで、噛み切る際に心地よい歯切れの良さが生まれます。濃厚なクリームソースや肉のラグーに合わせるなら、間違いなく卵入りが適しています。

一方、卵なしの生パスタは、セモリナ粉本来の穀物の甘みと風味がストレートに引き立ち、表面がざらざらとした素朴な質感(オレッキエッテやカヴァテッリなど)に仕上がります。こちらはトマトソースやオイルベース、魚介類のソースと抜群の相性を誇ります。水分の黄金比率は粉の総重量に対して48〜52%(全卵M玉2個=約100gで粉200gに対してジャスト50%)を目安にするとベタつかず扱いやすい生地になります。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。