お布施を用意する際は、袋の選定から金封の書き方、紙幣の状態に至るまで伝統的な礼儀作法が存在します。
13回忌のし袋書き方と水引の選び方
お布施を包む袋は、市販の「白無地の封筒(郵便番号枠のない二重になっていないもの)」または「白黒・黄白の水引がついた不祝儀袋」を使用します。
- 表書き上段:濃い黒墨(筆または筆ペン)で中央に「御布施」または「お布施」と記載します。※四十九日以降の法要のため、薄墨ではなく通常の濃黒墨を用います。
- 表書き下段:上段よりやや小さめの文字で「〇〇家」または施主のフルネームを記します。
- 中袋:表面中央に「金 弐萬圓也」のように旧字体(大字)で金額を縦書きし、裏面左下に住所と施主氏名を明記します。
法要お布施新札マナーの真相
「不祝儀には新札を使ってはならない(不幸を予期していたように見えるため)」という慣習は通夜・葬儀の香典におけるルールです。一方、法要お布施新札マナーとしては、事前に準備できる慶事的な側面を持つため「新札(ピン札)」を包むのが現代の正解マナーとされています。手元にしわだらけの紙幣しかない場合は避け、なるべく折り目のないきれいな紙幣を用意するのが僧侶への礼儀です。お札の向きは、肖像画が表側・上部にくるように揃えて入れます。
13回忌お布施渡すタイミング
13回忌お布施渡すタイミングは「法要が始まる前の挨拶時」または「法要終了後のお礼の挨拶時」が基本です。
決して手渡しで直接渡してはならず、切手盆(小さなお盆)に乗せるか、袱紗(ふくさ)から取り出して袱紗の上に載せ、僧侶から見て文字が正面になる向きに回転させて差し出すのが正式な作法です。「本日は〇〇の十三回忌のためにお勤めいただき、誠にありがとうございます。どうぞお納めください」と一言添えて手渡します。