横浜の沖縄タウンで今最も勢いがあるのは、従来のイメージを覆す食文化のアップデートだ。豚骨と鰹節の上品な出汁にスパイスを効かせた「ネオ沖縄そば」や、沖縄産のヴィーガン食材を使用したタコライスなど、若い感性が光るメニューが続々と誕生している。地元の仲通商店街では週末になると、食べ歩きを楽しむ20代〜30代の若者や観光客でごった返す。
とりわけ人気を集めているのが、沖縄固有のハーブやシークワーサーを使ったクラフトビールと泡盛のペアリングスタンドだ。昔ながらの居酒屋スタイルではなく、洗練されたオープンエアのスタンド形式をとることで、仕事帰りの会社員や女性客も気軽に入りやすい空間が作られている。伝統的なチャンプルー(混ぜ合わせる)精神が、現代のライフスタイルに合わせて見事に再構築されている。