奇抜な衣装と確かな演奏力でテレビ画面を賑わせたビービークイーンズのメンバーたちは、2026年現在もそれぞれの音楽領域で第一線を走り続けています。「一発屋」という世間の俗称とは真逆に、彼らは元来が国内屈指のスタジオミュージシャン集団であり、その実力は円熟味を増しています。
坪倉唯子(メインボーカル):日本最高峰のセッションシンガーとして君臨
圧倒的な声量と艶やかなハスキーボイスでメインボーカルを務めた坪倉唯子は、現在も日本の音楽界に欠かせない至宝のボーカリストとして活躍しています。中島みゆきの伝説的コンサート「夜会」や全国ツアーをはじめ、数々の一流アーティストのライブやレコーディングで長年コーラスワークの中核を担当。ソロアーティストとしても定期的にジャズやソウル、ポップスを自在に操るプレミアムなワンマンライブを開催し、衰え知らずのハイトーンと表現力で往年のファンを魅了し続けています。
近藤房之助(ボーカル&ギター):日本ブルース界の生ける伝説
コミカルなタキシード姿と髭、野太いシャウトで強烈なインパクトを残した近藤房之助は、言うまでもなく日本ブルース界のレジェンドです。70代を迎えた現在も全国のライブハウスやブルースフェスを巡るタフなツアーを継続しており、泥臭くも洗練されたギタープレイと唯一無二のブルースボイスを響かせています。テレビ番組でのインタビューや音楽専門誌の取材でも「自分はあくまでブルースマン」という揺るぎないスタンスを貫いており、その求道的な姿勢は後進のミュージシャンからも絶大なリスペクトを受けています。
宇徳敬子(コーラス / Mi-Ke):透明感あふれる美声と独自のソロワーク
バックコーラス隊であり、後にアイドルユニット「Mi-Ke」として単独ブレイクを果たした宇徳敬子は、シンガーソングライターとして精力的なソロ活動を展開しています。年齢を感じさせない透明感のある美声とビジュアルはSNSやファンコミュニティでも常に高い評価を得ており、アコースティックライブの開催やラジオパーソナリティ、配信プラットフォームを通じたファンとの双方向コミュニケーションなど、時代に即した丁寧な音楽活動を続けています。
増崎孝司(ギター):名フュージョングループ「DIMENSION」の中心人物
演奏面で強固なボトムを支えたギタリストの増崎孝司は、日本を代表するインストゥルメンタル・フュージョングループ「DIMENSION」のリーダーとして国内外で高い評価を受け続けています。同時に、名だたるJ-POPヒット曲のスタジオワークやプロデュース業を手がけ、音楽大学での後進育成にも携わるなど、日本ギター界のトッププロとして確固たる地位を築いています。