モロー反射のピークは、生後すぐから生後2ヶ月頃にかけて訪れる。ちょっとした衣類の擦れる音や姿勢の変化に対し、過敏なまでにビクつきを見せる時期だ。
中枢神経の発達に伴い、生後3ヶ月を過ぎるとその激しさは徐々に落ち着きを見せ始める。多くの赤ちゃんでは生後4ヶ月前後から随意運動(自分の意志で手足を動かすこと)へと移行し、生後5〜6ヶ月頃には自然と消失していく。世界保健機関 (WHO)や国内外の成長基準でも、この時期の反射の減退は脳神経系が順調に成熟している重要なサインとして位置づけられている。
もし生後6ヶ月を過ぎても非常に強いモロー反射が残り続けている場合は、健診などで医師に相談したい。母子健康手帳普及プロジェクトが推奨する乳幼児健診の節目を活用すれば、月齢ごとの発達段階をプロの目で丁寧に確認してもらえる。