大晦日から新春にかけてのタイムテーブルは、まさに分刻みの攻防戦だ。12月31日の夕方から年明け深夜にかけては、音楽、格闘技、お笑い、そして大型クイズ番組がゴールデン帯を隙間なく埋め尽くす。各局の編成担当者が最も神経を尖らせるこの数日間、プライムタイムには各局の看板となる特別番組が怒涛の勢いで並び立つ。
午後6時台を皮切りにスタートする大型生放送の数々は、視聴者のチャンネル争奪戦を激化させる。年越しの瞬間をどの番組と共に迎えるかという選択は、いまやSNS上でのリアルタイムな実況やトレンド共有と不可分だ。元日の早朝から昼下がりにかけては、ゆったりとしたトークショーやお笑い演芸が初笑いを誘い、夕方には家族全員を巻き込む大型バラエティへとバトンが渡される。分厚いタイムテーブルのどこを切り取っても退屈させない盤石の布陣が敷かれている。