2026年モデルのアジアおよび欧州製最新EVには、渡河性能を高める専用制御システムが相次いで搭載されている。例えば、中国BYDや欧州高級車ブランドが採用する水陸対応テクノロジーでは、車両が冠水路面に進入すると自動的にエアコン吸気口を閉じ、車高を最大設定まで引き上げる制御が入る。
このときインパネ中央に躍り出るのが、波の上に浮かぶ車両を模したマークだ。同時に高圧バッテリーの漏電防止シーリングが完了したことを示しており、ドライバーに「低速での脱出」を促す視覚的合図となっている。気象災害が日常化した現代日本の都市部において、この機能は命を守る最後の砦として注目を集めている。