多くの来訪者が目当てにするのが、ここでしか味わえない珠玉の看板メニューだ。グラスの中に緻密なグラデーションを描く抹茶パフェは、濃厚な抹茶アイス、清涼感あふれる自家製ジュレ、もちもちの白玉、そして軽やかな焼き菓子が幾重にも重なり合う芸術品。スプーンを入れる場所によって味わいが変化し、最後まで飽きさせない設計が見事というほかない。
さらに注文を受けてから目の前で極細の抹茶ペーストを絞り出す抹茶モンブランは、贅沢の極みだ。空気を含ませながらふんわりと紡がれたペーストは驚くほど口どけが軽く、中の生クリームや特製スポンジと溶け合って濃厚な余韻を残す。
ただし、これほどの逸品ゆえに休日の混雑は避けられない。取材班が掴んだ混雑回避の裏技はシンプルかつ実践的だ。まず、Google マップのリアルタイム混雑状況をチェックするのは必須。狙い目は平日の午前中、開店直後の10時台か、あるいはラストオーダー前の16時以降だ。週末に訪れる場合は、ピークの13時から15時を外し、あらかじめ周辺の歴史公園を散策しながら順番待ちシステムを活用するのが最も賢い立ち回りとなる。